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FX初心者が失敗を防ぐ方法はある?6つの失敗談から学ぶ対策

投稿日:2019年4月19日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXの初心者の中には、ネットなどに記載されている失敗談を見て、不安に感じている人も多いのではないでしょうか?

確かに何も知識がない状態で臨んで失敗する人もいますが、その人と同じ失敗をしないように意識して取り組めば、失敗を未然に防ぐことが可能です。

そこで今回は、FXの初心者が失敗を防ぐための方法として、6つの失敗談から学ぶ対策についてご紹介します。

FXで失敗していない人はほとんどいない

FXで失敗していない人はほとんどいない

FXでは、今の為替相場から将来的に上がるか下がるかを予想します。

「上がるか下がるかを予想するだけなので、勝率は50%か」と思った人もいるかもしれませんが、そんな簡単なものではありません。

2回に1回勝った場合でも1回の負けが大きいとトータルでは負けという結果になります。

2019年の年初には、大幅な為替変動が生じたことで一気に資産を減らした人や撤退に追い込まれた人もいます

要人発言やネガティブサプライズによって予想と異なる為替変動が生じることも多いため、FXで失敗をしていない人はほとんどいないと言えるでしょう。

よくある失敗談6選

よくある失敗談6選

「FXで失敗をしていない人はほとんどいないということは利益を出せないの?」と思った人もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。

FXで億を稼ぐ億トレーダーは、失敗を次のトレードに活かしてリスクを抑えながら確実に利益を積み重ねています。

FXの初心者が失敗を防ぎながら利益を出すには、初心者にありがちな失敗を理解しておき、事前に対策を練っておくことが大切なポイントになります。

特に初心者に多い失敗談は以下の6つです。

  • 売りと買いの発注ミス
  • 取引する通貨を間違える
  • 取引する数量を間違える
  • 色々な通貨に手を出す
  • トレードにルールがない
  • 相場の見誤りが多い

それぞれの失敗談について見ていきましょう。

売りと買いの発注ミス

初心者に多い失敗談の1つ目は売りと買いの発注ミスです。

FXでは、急騰後の戻りや経済指標に反応して急に相場が動いた流れを狙った取引では、瞬時の判断が大切です。

そのため、スマホアプリの中にはすぐ取引が成立するよう、1回のクリックで買い注文や売り注文が出せるように設定されているものが多くあります。

チャートを見てそのような変動が生じた時に、急いで注文を出そうとして反対のボタンを押すと、反対の注文が成立します。

ほとんどは「左が売り」で「右が買い」あるいは「青が売り」で「赤が買い」と色で分かれているのが一般的です。

しかし、FX業者によっては仕様が異なっているほか「売りをBid」で「買いをAsk」と表記している業者もあります。

特に、FXでメインの時間帯となるNY時間は夜遅いため、疲れや眠気などで集中力が低下しやすい時間帯となるので注意が必要です。

取引する通貨を間違える

初心者に多い失敗談の2つ目は取引する通貨を間違えることです。

1通貨のみの取引の場合は取引する通貨を間違うという失敗は生じにくいと言えますが、複数の通貨を取引していて発注する通貨を間違うという失敗はたまに起きることがあります。

例えば、豪ドルとNZドル、ユーロと米ドルは初期設定で近くに配置されていることが多く、見間違いが生じやすいと言えます。

また、通貨の表記が日本語であれば問題ありませんが、USD・EUR・AUD・GBR・NZDなどのように英語表記になっている場合は、間違いに気づくのが遅れやすいので注意が必要です。

取引する数量を間違える

初心者に多い失敗談の3つ目は取引する数量を間違えることです。

FX業者ごとに取引の最小単位は異なります。

最小単位の取引しかしない初心者の場合にはあまり関係ありませんが、「2」と入力したつもりが「3」だった、あるいは「22」だったという失敗があります。

レバレッジを効かせることによって自己資金以上に取引できるため、入力ミスのレベルが余程でない限りは、取引が成立してしまう可能性があるので注意が必要です。

数量のミスは購入時だけではありません。

売却時に「3lot」保有しているにもかかわらず「2lot」と入力してしまい、売り忘れた分が大きな損失につながるというケースもあります。

購入時だけでなく売却時にも入力ミスに注意が必要です。

色々な通貨に手を出す

初心者に多い失敗談の4つ目は色々な通貨に手を出すことです。

初心者の中には、FXでの一獲千金を狙って値動きの荒い通貨の取引をする人もいます。

しかし、値動きの荒い通貨の場合には、急な為替変動によって大きな損失を抱えるリスクが高いほか、テクニカル分析で判断しづらい変動になる可能性が高いので注意が必要です。

また、あまり詳しくない通貨に手を出してしまい、含み損を抱えたことで持ち越していると、マイナスのスワップポイントが発生している可能性もあります。

複数の通貨に手を出すと、冷静な判断を欠くことにもつながるので注意が必要です。

トレードにルールがない

初心者に多い失敗談の5つ目はトレードにルールがないことです。

初心者の中には、FXをギャンブル感覚で取り組んでいる人もいます。

「何となく下がり始めたから売り(買い)」や「何となく決済」といった取引方法にはルールがないため、安定した利益につながりません。

また、「含み損を抱えているけどそのうち持っていればどうにかなる」と思っていたものの、含み損が大きくなってロスカットになることもあります。

ルールが定まっていない状況で取引すると、大きな損失を抱えてしまう可能性があるので注意が必要です。

相場の見誤りが多い

初心者に多い失敗談の6つ目は相場の見誤りが多いことです。

チャートなどで現在の為替水準が安いのか高いのか、あるいはここから先にどのような変動が生じるのかに基づいた取引の場合には問題ありません。

しかし、初心者に多いのが「何となく安いから」といった値ごろ感で取引している場合には注意が必要です。

例えば、安くなっている背景を探ってみると、発表された経済指標が悪かったり要人発言の影響を受けていたりする場合があります。

それを「何となく安い」と飛びついてしまうと、買ったタイミングが下落の始まりで大損する可能性もあるので注意が必要です。

失敗談から学ぶ対策

失敗談から学ぶ対策

上記の6つの失敗談はFX初心者に多い失敗ですが、これらの失敗はあらかじめ防ぐことができないものではありません。

例えば、「売りと買いの発注ミス」「取引する通貨を間違う」「取引する数量を間違う」という3つの失敗は、FX業者が提供しているツールの使い方をしっかりと理解してから取引を始めることである程度は防ぐことが可能です。

また、まだ口座を開設していない初心者の場合には、複数のFX業者を比較して使いやすいツールを提供しているFX業者を選ぶほか、どんな時でも冷静に取引することが重要です。

「色々な通貨に手を出す」「トレードにルールがない」「相場の見誤りが多い」という3つの失敗は、FXがギャンブルではなく知識が必要な資産運用だという認識を持って臨むことである程度は防ぐことが可能です。

どの通貨の取引をするのか、どのタイミングで取引するのか、損切りはどうするのかなど、しっかりと自分の中でルールを決めてから取り組むことで、安定した利益につなげられるでしょう。

まとめ

まとめ

FXの初心者の中には、失敗を恐れて一歩を踏み出せずにいる人も多いかもしれませんが、失敗に対して事前に対策を練っておけば、失敗を未然に防ぐことが可能です。

そのためには、FXで失敗した人の失敗談を確認することが重要です。

FXの初心者に多い失敗談を確認した後は、その失敗談を防ぐためにはどうすればいいのか対策をしっかりと練ります。

「こういうことにも気を付けておかなくてはいけない」など、スクに対する意識が高くなれば、安定した利益につなげられるでしょう。

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