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上昇ウェッジと下降ウェッジとは?チャート分析の知識をつけよう

投稿日:2019年3月8日 更新日:

この記事の監修

株式会社インベストメントカレッジ 
吉田健吾

累計12万5000人以上の個人投資家が学ぶ投資スクール「Daily Wealth」の運営責任者。講師には、カリスマFXトレーダーの維新の介を始め、毎年億を稼ぐプロトレーダー、不動産投資歴19年の元祖サラリーマン大家、FX・株・先物・不動産投資、ベンチャーキャピタルなど幅広く精通する大分の投資家など、一流のトレーダー・投資家がいる。

FXでは、チャート分析をしてこれからの動きを想定できるようになることが取引を成功させるための基本です。

取引を開始する前に、チャート分析の知識をつけておくことは大きな強みになるでしょう。

FXチャートの「ウェッジパターン」を知っていますか?

ウェッジパターンには「上昇ウェッジ」と「下降ウェッジ」がありますが、これらを見極める方法はFXのチャートを分析する際によく利用されています。

初心者の方でも活用しやすい分析手法なので、チャートのウェッジについて理解しておくようにしましょう!

ウェッジってなに?

FXのチャートでは、ローソク足などを利用して通貨の値動きを知ることができます。

チャートは常に変動していて、取引をする際には値動きのパターンを分析し売買実行の判断をする必要があります

チャートの変動には複数のパターンがあり、ウェッジもチャートのパターンの一つです。

ウェッジは、大きく「上昇ウェッジ」と「下降ウェッジ」に分類することができます。

ウェッジの特徴として、値動きの幅がだんだん狭くなることで、チャート上の山の先端が尖ってくる、というものがあります。

上昇ウェッジは右上に向かって伸びていき、下降ウェッジは右下に向かって下がっていくものです。

チャートのウェッジのパターンを分析することで、今後トレンドがどのように進むのかを想定できるようになるでしょう。

上昇ウェッジの特徴!見分け方・エントリーのタイミングを知っておこう

チャートでウェッジが発生した時に、右上に向かって伸びているものが上昇ウェッジです。

上昇ウェッジは2種類あり、上昇トレンドの終盤で出てくる反転型の上昇ウェッジ下降トレンドが継続している中で発生するトレンド継続型の上昇ウェッジに分けることができます。

それぞれの特徴を確認しておきましょう。

反転型の上昇ウェッジ

反転型の上昇ウェッジは、上昇しているトレンドの終盤の方で発生するケースが多く見られます。

反転型の上昇ウェッジでは、高値と安値の両方とも切りあがりながら上昇していきます。

安値も切りあがりながら上昇しているので、買い注文もありますが、トレンドの終盤ということもあり、大きく価格が上昇することとがないため結果として勢いを失う傾向にあります。

しかし、買いの勢いがあまりないことから、高値はそれほど上昇しないでしょう。

高値の大きな上昇がないことから、買い注文をしたトレーダーがあまり利益を出すことができずポジションを手放していくため、売りの注文が増えていきます。

トレンド継続型の上昇ウェッジ

トレンド継続型の場合、下降トレンドの途中で、一時的に価格が上昇したときに発生するケースが多い上昇ウェッジです。

高値の値上がり幅が小さいことが特徴です。

トレンド継続型の上昇ウェッジが発生すると、下降トレンドが継続することがほとんどなので、エントリーのタイミングに適しています。

上昇ウェッジの三角形を抜けると大幅に下降すると予想できるので、三角形を抜けるときにエントリーすることで利益を得ることが可能になるでしょう。

トレンド継続型の場合、ロスカットを巻き込んでいくので、下降トレンドの継続がほぼ確実と言えます。

上昇ウェッジが発生した時のエントリーのタイミング

高値を結んだ線と、安値を結んだ線でできる三角形を抜けるときにエントリーする、または抜けたことを確認してエントリーするようにしてください。

上昇ウェッジが発生した後の値動きはだいたい想定することができますが、万が一想定した通りに動かなかった場合、リスクをできるだけ小さくするためにも、三角形を抜けたことを確認してからエントリーした方が安全と言えます。

下降ウェッジの特徴とエントリーのタイミング!

チャートの右下がりに下降していくウェッジで、

下降ウェッジにも「反転型」「継続型」の2種類があります。

反転型の下降ウェッジ

反転型の下降ウェッジは、高値と安値の両方が下がっていき、値幅が狭くなっていきます

売り手は安値が大幅に下がることを期待していますが、高値も同時に下降していることや安値の値下がりの幅が小さいことなどから、損切りをしてポジションを手放すトレーダーが増えるでしょう。

結果として買いの注文が増加する傾向にあります。

トレンド継続型の下降ウェッジ

上昇トレンドが継続している中で発生する下降ウェッジを、トレンド継続型の下降ウェッジと言います。

トレンド継続型の上昇ウェッジと反対のパターンであるという考え方で大丈夫です。

売り注文が増加したことで、上昇トレンドの中で下降トレンドが発生しますが、ウェッジの三角形を抜けるとさらにトレンドは上昇していくでしょう。

下降ウェッジのエントリーポイント

上昇ウェッジと同様で、高値を結んだラインと安値を結んだラインで作成される三角形をラインが抜けるとき、または抜けた後にエントリーをすることをオススメします。

ウェッジはトレンドの最終段階に発生する!

上昇ウェッジと下降ウェッジについてご紹介しました。

ウェッジは、トレンド継続型のものもありますが、多くの場合はこれまでのトレンドと反対側に大きく動く反転型のものと言えるでしょう。

ウェッジを確認した場合、ウェッジを抜けるとトレンドの動きが大きく変わる、ということを想定したエントリーをするべきです。

しかし、ウェッジを抜けたあとにも思ったような方向にトレンドが動かないケースもあります。

もちろん、ウェッジが発生した時に上手にエントリーすることができると、大きな利益を確保することも可能です。

まずはチャートに慣れてウェッジを見極める練習をするために、ウェッジが三角形を抜けたあとにエントリーしてリスクをできるだけ少なくしておくことをオススメします。

ポイント

取引を重ねて、慣れてきたらウェッジが三角形をぬける前にこれからのトレンドの流れを想定したエントリーに挑戦してみましょう。

まとめ

今回はFXチャートの上昇ウェッジと下降ウェッジについてご紹介しました。

FXで成功して利益を確保するためには、チャートを分析する方法を知っておくことが基本です。

チャート分析の方法にはいくつかの方法がありますが、今回ご紹介した上昇ウェッジと下降ウェッジを見極める方法はとても基本的なものなので、覚えておくようにしましょう。

実際に取引を開始する場合には、まずは少額からの取引を開始して練習を重ねることをオススメします。

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